多肉植物 モルガニューム(ドンキーズテール)の育て方と殖やし方
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多肉植物 モルガニューム(ドンキーズテール)の育て方と殖やし方

7/22/2025, 6:28:01 AM

モルガニューム(ドンキーズテール)の育て方と殖やし方。初心者にも簡単で室内でも屋外でも楽しめる美観ポイントを紹介。

Table of Contents

多肉植物 モルガニュームはメキシコ原産のセダム属で、垂れ下がる茎と丸い葉のユニークな姿が特徴。初心者でも育てやすく、水やりは土が乾いたらたっぷり与え、葉に直接水をかけないことが重要。光は明るい日陰が最適で直射日光を避け、春~秋の成長期に茎挿しや葉挿しで簡単に増やすことが可能。鉢は通気性の良い素焼きがおすすめで、引き鉢や寄せ植えなどのインテリア活用が人気。季節ごとの管理や病害虫対策を押さえて長く楽しめる。

Question

Answer

多肉植物 モルガニュームはどの季節に殖やすのがおすすめ?

春から秋の暖かい時期が発根に適している

葉がしおれる原因は?

水やり不足や直射日光の過剰受けが主な原因

鉢に底穴は必要?

過湿を防ぐため必ず底穴がある鉢を使うべき

肥料はどのタイミングで?

春と秋に薄めた液体肥料を月1回与えると良い

茎の切り口から汁がでたときは?

ティッシュで拭き取り、さらに1日乾燥させる

多肉植物 モルガニュームの基本情報と魅力

基本情報

項目

詳細

学名

Sedum morganianum

別名

ドンキーズテール、バローズテール、ラムズテール

原産地

メキシコ南部、ホンジュラス

分類

ベンケイソウ科 セダム属

葉の特徴

丸くふっくらとした多肉質の葉が連なる

成長サイズ

茎が60-90cmほど垂れ下がる

魅力

  • ユニークな見た目:垂れ下がる茎と丸い葉が特徴的でインテリアプラントとして人気
  • 育てやすい:初心者でも比較的簡単に育てられる多肉植物
  • 色の変化:季節や日照時間によって葉色が変化(緑→青みがかった色)
  • 繁殖力:茎や葉から簡単に増やせる
  • 空気浄化:室内の空気をきれいにする効果も期待できる

季節ごとの特徴

季節

特徴

注意点

春~秋

成長期(水やり多め)

直射日光に注意

休眠期(水やり少なめ)

5℃以下に注意

多肉植物 モルガニュームを育てるための水やりと光の管理

水やりの基本

  • 基本ルール:土が完全に乾いてからたっぷり与える(浸透させる)
  • 頻度の目安:春~秋は2週間に1回、冬は月1回程度
  • 注意点:葉に直接水をかけない(葉が傷む原因に)
  • NG行動:毎日少量の水やりは根腐れの原因になる

季節別水やりポイント

季節

水やり頻度

チェック方法

春・秋(成長期)

10-14日に1回

土の表面から2-3cm乾いてから

7-10日に1回

早朝か夕方に与える

冬(休眠期)

20-30日に1回

鉢を持って軽くなったら

光の管理

  • 理想的な環境:明るい日陰~半日陰(カーテン越しの光)
  • 日照時間:1日4-6時間の間接光
  • 葉焼け注意:真夏の直射日光は避ける(葉が茶色くなる)
  • 日照不足のサイン:茎が間延びする、葉の間隔が広がる

置き場所の具体例

場所

適正度

理由

南向き窓(カーテン越し)

適度な光量を確保できる

東向き窓

朝日だけならOK

西向き窓

夏の西日は強すぎる

北向き窓

×

光量不足で徒長する

多肉植物 モルガニュームの殖やし方:茎と葉の切り方

茎挿しの手順

  • 茎を選ぶ:健康な茎を5-10cm程度選ぶ
  • 切り取る:清潔なハサミで斜めにカット
  • 乾燥させる:切り口を1-2日陰干し
  • 植え付ける:多肉用土に挿す(深さ2-3cm)
  • 水やり:1週間後から少量の水を与える

葉挿しの手順

ステップ

方法

注意点

1. 葉の採取

茎から優しくひねり取る

根元からきれいに取れること

2. 乾燥

切り口を2-3日乾かす

直射日光は避ける

3. 配置

土の上に置くだけ

土に埋めない

4. 発根待ち

2-4週間放置

水やり不要

5. 管理

根が出たら霧吹き

徐々に通常の水やりへ

成功のコツ

  • 適期:春~秋の暖かい時期が最適
  • 湿度管理:発根までは乾燥気味に
  • 温度:20-25℃が理想
  • 光量:明るい日陰で管理
  • 失敗したら:葉がしおれたら再度挑戦

Q&A

Q. 切り口から汁が出たら?

A. ティッシュで拭き取り、さらに1日乾燥させる

Q. 発根までどのくらい?

A. 環境によるが2-6週間程度

Q. 複数同時に増やしたい場合は?

A. 5cm間隔で配置すると良い

多肉植物 モルガニュームの育成に役立つ注意点と鉢選び

鉢選びのポイント

鉢の種類

メリット

デメリット

おすすめ度

素焼き鉢

通気性が良い

重い、割れやすい

★★★★★

プラスチック鉢

軽い、安価

通気性が悪い

★★★☆☆

セラミック鉢

見た目が良い

重い、高価

★★★★☆

吊り鉢

垂れ下がる性質に最適

設置場所が限られる

★★★★★

サイズ選びの基準

  • 直径:株のサイズより2-3cm大きめ
  • 深さ:浅めの鉢が適している
  • 注意点:大きすぎると過湿の原因に

注意すべき病害虫

種類

症状

対策

カイガラムシ

白い綿状の物質

歯ブラシで除去→薬剤散布

アブラムシ

葉裏に小さな虫

牛乳スプレーが有効

根腐れ

葉がぶよぶよに

水やりを停止→植え替え

季節ごとの管理ポイント

  • :植え替えに最適な時期
  • :風通し良く、西日を避ける
  • :水やりを徐々に減らす
  • :5℃以下にならないよう注意

その他の注意点

植え替え頻度

2-3年に1回が目安(根詰まり防止)

肥料

春と秋に薄めた液体肥料を月1回

剪定

伸びすぎた茎は適宜カット可能

多肉植物 モルガニュームを家庭で楽しむポイント

インテリアとしての活用例

  • 吊り鉢スタイル:窓辺やベランダに吊るして垂れ下がる姿を楽しむ
  • テラリウム:ガラス容器と組み合わせてモダンな雰囲気に
  • 多肉植物アレンジ:他の多肉植物と寄せ植えしてバリエーションを楽しむ
  • オフィスグリーン:デスク周りに小さな鉢を配置

季節ごとの楽しみ方

季節

楽しみ方

特別なケア

新芽の成長を観察

植え替えのベストシーズン

涼しげな緑を楽しむ

西日対策が必要

葉色の変化を楽しむ

冬支度を始める

室内でグリーンを楽しむ

寒さ対策が必須

成長記録のつけ方

  • 定期的に写真を撮影
  • 成長速度を記録
  • 水やりの記録をつける
  • 変化に気づいたらメモ

子どもと楽しむアイデア

  • 観察日記:成長過程をスケッチ
  • 水やり当番:子どもに管理を任せる
  • 増やし方体験:葉挿しを一緒にやってみる

SNSで共有するコツ

撮影のコツ

自然光で、背景をシンプルに

ハッシュタグ

#多肉植物 #モルガニューム #ドンキーズテール

成長記録

定期的に同じアングルで撮影

長く楽しむための工夫

  • ローテーション:定期的に置き場所を変える
  • 鉢カバー:お気に入りのカバーで雰囲気を変える
  • 名前プレート:オリジナルのネームプレートを作る

多肉植物 モルガニュームを長く楽しく育てるためのまとめ

多肉植物 モルガニュームは垂れ下がる茎と丸い葉のユニークな姿が魅力の品種で初心者でも比較的育てやすい。

水やりは土が完全に乾いてから少量ずつ与えることが基本で季節ごとに頻度を調整する必要がある。

光の管理では間接的な明るさを好み直射日光に弱い点に注意し南向き窓のカーテン越しや東向き窓が適している。

殖やし方は茎挿しと葉挿しの2種類がありどちらも発根のタイミングを逃さなければ失敗しにくい。

鉢選びでは通気性の良い素焼き鉢がおすすめでサイズは株の2-3cmほど大きく浅めのものが良い。

家庭で楽しむときは吊り鉢やテラリウムなどのインテリア活用がおすすめで季節ごとに観賞ポイントが変わる。

長期的に楽しむには成長記録をつけることと置き場所のローテーションが有効で子どもと関わる機会にもなる。

病害虫対策や植え替えのタイミングも把握して丈夫な株を維持すれば多肉植物 モルガニュームの美しさを長く楽しめる。